新規サイト立ち上げ企画 目次
このシリーズでは、サーバー契約からWordPress・Cocoonの導入、初めての投稿までを順番に解説しています。
以下の目次から各ステップに移動できます。今ご覧いただいているのは この企画の「今いる場所」 です。
企画構成
- 初めに↗
- ConoHa WING 契約編↗
- WordPress インストール編↗
- Cocoon テーマ導入編↗
- WordPress 基本設定編 👈いまここ
- Cocoon 基本設定編↗
- 初めての投稿編↗
[Tips 記事]
- 投稿前に確認!ユーザー情報とプロフィール設定↗
- WordPressセットアップが終了!プラグインのアップデートはどうする?↗
- 内部リンクと外部リンクの正しい使い方
[本編] WordPress 基本設定
WordPressをインストールしたら、最初に確認しておきたいのが「基本設定」です。ここを整えておくことで、後からのトラブルを避けられ、安心して記事作成に進むことができます。
今回は 3つの必須項目(一般設定・表示設定・パーマリンク設定) に絞って紹介します。この3つを押さえておけば、WordPressの基本は十分です。
WordPress管理画面へのログイン
WordPressの管理画面は「https://ドメイン/wp-admin」からログインします。わからない場合はConoHaの管理画面から確認できます。事前に設定したユーザー名とパスワードでログインします。

一般設定
管理画面メニューから「設定 → 一般」を開きます。


最低限やること
キャッチフレーズ
→ デフォルトでは空欄となっています。空欄のままか、簡単な説明文に変更しましょう。
サイトアイコン(ファビコン)
→ ブラウザのタブやスマホのショートカットに表示される小さな画像です。512×512ピクセル以上の正方形PNGを用意し、「サイトアイコンを選択」で設定します。
※右側にある「代替テキスト」などはファビコン用途では入力不要です。


その他(必要に応じて)
- 管理者メールアドレス → 通知が届くので確認
- タイムゾーン → 「東京」にしておくと記事投稿時間が正しく表示
表示設定
管理画面メニューから「設定 → 表示設定」を開きます。

主な項目
ホームページの表示
- 「最新の投稿」=ブログ型
- 「固定ページ」=サイト型(会社ホームページなど)
👉 初心者はそのまま「最新の投稿」でOK。 - 1ページに表示する投稿数
👉 デフォルト10件で十分。
検索エンジンでの表示
「検索エンジンがインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか確認。
公開時は必ず外しておきましょう。
パーマリンク設定(最重要)
管理画面メニューから「設定 → パーマリンク」を開きます。

パーマリンク構造の種類と特徴
基本
例:https://example.com/?p=123
ページの意味が分からず読みにくい。SEO的にも不利。おすすめしません。
日付と投稿名
例:https://example.com/2025/08/30/sample-post
更新日時がわかる。ニュース記事や速報性のあるサイト向け。
長くなるうえに古く見られやすい。
月と投稿名
例:https://example.com/2025/08/sample-post
日付より短いが、年月が入るため「古さ」が目立ちやすい。
数字ベース
例:https://example.com/archives/123
意味がなくSEOにも不向き。おすすめしません。
投稿名 👈おすすめ
例:https://example.com/sample-post
シンプルで読者にも検索エンジンにも分かりやすい。
一般的なブログやサイトならこれでOK。
カスタム構造
例:https://example.com/%category%/%postname%
カテゴリや年月を含めるなど細かく設定可能。
大規模サイトや特殊なSEO戦略向け。初心者は不要。
一般的なおすすめパターン
- 個人ブログ・アフィリエイトサイト → 「投稿名」
- ニュース系サイト → 「日付+投稿名」
初心者の方は迷わず「投稿名」でOKです。
注意点(重要)
📌パーマリンクは あとから変更するとリンク切れが発生します。
SNSや検索エンジンに登録されたURLが無効になる可能性があるため、必ず最初に決めておくことが大切です。
オプション(カテゴリーベース/タグベース)
画面下部の「オプション」では、カテゴリーページやタグページのURLをカスタマイズできます。

カテゴリーベース
デフォルト:https://example.com/category/xxx
→ 例えば「topics」と入力すると
に変更可能です。
タグベース
デフォルト:https://example.com/tag/xxx
→ 同様に任意の文字に変更できます。
ただし、ここも 初心者は空欄のままで問題ありません。必要になったら検討すれば十分です。
まとめ
WordPressの基本設定で最低限やるべきことは:
- 一般設定 → キャッチフレーズとサイトアイコンを整える
- 表示設定 → トップページ表示や検索エンジン設定を確認
- パーマリンク設定 → 投稿名を選んで固定(あとから変更しない)
これで、WordPressの導入編「基本設定」はひとまず完了です。あとの細かい設定(ディスカッションやメディアなど)は、必要に応じて後から調整で大丈夫です。
次回予告
このシリーズでは「新規サーバー立ち上げ」の流れを一つずつ整理していきます。
次回は 《Cocoon 基本設定編》 を取り上げ、無料で高機能なテーマ「Cocoon」を導入する方法を解説します。
👉 記事はこちら:Cocoon 基本設定編↗
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