新規サイト立ち上げ企画 – 4.WordPress 基本設定編

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新規サイト立ち上げ企画 目次

このシリーズでは、サーバー契約からWordPress・Cocoonの導入、初めての投稿までを順番に解説しています。

以下の目次から各ステップに移動できます。今ご覧いただいているのは この企画の「今いる場所」 です。

企画構成

[Tips 記事]

[本編] WordPress 基本設定

WordPressをインストールしたら、最初に確認しておきたいのが「基本設定」です。ここを整えておくことで、後からのトラブルを避けられ、安心して記事作成に進むことができます。

今回は 3つの必須項目(一般設定・表示設定・パーマリンク設定) に絞って紹介します。この3つを押さえておけば、WordPressの基本は十分です。

WordPress管理画面へのログイン

WordPressの管理画面は「https://ドメイン/wp-admin」からログインします。わからない場合はConoHaの管理画面から確認できます。事前に設定したユーザー名とパスワードでログインします。

一般設定

管理画面メニューから「設定 → 一般」を開きます。

最低限やること

キャッチフレーズ

→ デフォルトでは空欄となっています。空欄のままか、簡単な説明文に変更しましょう。

サイトアイコン(ファビコン)

→ ブラウザのタブやスマホのショートカットに表示される小さな画像です。512×512ピクセル以上の正方形PNGを用意し、「サイトアイコンを選択」で設定します。
※右側にある「代替テキスト」などはファビコン用途では入力不要です。

その他(必要に応じて)

  • 管理者メールアドレス → 通知が届くので確認
  • タイムゾーン → 「東京」にしておくと記事投稿時間が正しく表示

表示設定

管理画面メニューから「設定 → 表示設定」を開きます。

主な項目

ホームページの表示

  • 「最新の投稿」=ブログ型
  • 「固定ページ」=サイト型(会社ホームページなど)
    👉 初心者はそのまま「最新の投稿」でOK。
  • 1ページに表示する投稿数
    👉 デフォルト10件で十分。

検索エンジンでの表示

「検索エンジンがインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか確認。
公開時は必ず外しておきましょう。

パーマリンク設定(最重要)

管理画面メニューから「設定 → パーマリンク」を開きます。

パーマリンク構造の種類と特徴

基本

例:https://example.com/?p=123

ページの意味が分からず読みにくい。SEO的にも不利。おすすめしません。

日付と投稿名

例:https://example.com/2025/08/30/sample-post

更新日時がわかる。ニュース記事や速報性のあるサイト向け。
長くなるうえに古く見られやすい。

月と投稿名

例:https://example.com/2025/08/sample-post

日付より短いが、年月が入るため「古さ」が目立ちやすい。

数字ベース

例:https://example.com/archives/123

意味がなくSEOにも不向き。おすすめしません。

投稿名 👈おすすめ

例:https://example.com/sample-post

シンプルで読者にも検索エンジンにも分かりやすい。
一般的なブログやサイトならこれでOK。

カスタム構造

例:https://example.com/%category%/%postname%

カテゴリや年月を含めるなど細かく設定可能。
大規模サイトや特殊なSEO戦略向け。初心者は不要。

一般的なおすすめパターン

  • 個人ブログ・アフィリエイトサイト → 「投稿名」
  • ニュース系サイト → 「日付+投稿名」

初心者の方は迷わず「投稿名」でOKです。

注意点(重要)

📌パーマリンクは あとから変更するとリンク切れが発生します。

SNSや検索エンジンに登録されたURLが無効になる可能性があるため、必ず最初に決めておくことが大切です。

オプション(カテゴリーベース/タグベース)

画面下部の「オプション」では、カテゴリーページやタグページのURLをカスタマイズできます。

カテゴリーベース

デフォルト:https://example.com/category/xxx

→ 例えば「topics」と入力すると

https://example.com/topics/xxx

に変更可能です。

タグベース

デフォルト:https://example.com/tag/xxx

→ 同様に任意の文字に変更できます。

ただし、ここも 初心者は空欄のままで問題ありません。必要になったら検討すれば十分です。

まとめ

WordPressの基本設定で最低限やるべきことは:

  • 一般設定 → キャッチフレーズとサイトアイコンを整える
  • 表示設定 → トップページ表示や検索エンジン設定を確認
  • パーマリンク設定 → 投稿名を選んで固定(あとから変更しない)

これで、WordPressの導入編「基本設定」はひとまず完了です。あとの細かい設定(ディスカッションやメディアなど)は、必要に応じて後から調整で大丈夫です。

次回予告

このシリーズでは「新規サーバー立ち上げ」の流れを一つずつ整理していきます。
次回は 《Cocoon 基本設定編》 を取り上げ、無料で高機能なテーマ「Cocoon」を導入する方法を解説します。

👉 記事はこちら:Cocoon 基本設定編↗

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